親愛なる白樺へ 2024年02月01日 掲載 ショップに寄り添うように生きてきたあなた。 涼しい木陰と青い風、森の風景をくれた。 傾きかけたことを案じ、切ることになった。 息子の幼なじみにお願いして、素早く優しく作業は終わる。 静かな余生は、先輩のように小鳥とリスの食卓に。 今日はあなたに、香りのバラと永遠のマートルを捧げよう。 これからは長老の樹と種たちが明日を作るはず。 お疲れ様でした。愛しい白樺。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »