願うなら 2020年02月01日 掲載 ハンブルグからミュンヘンへ。 列車の旅は、亡き友との幸せな思い出のひとつ。 いつも飲んで食べて、一晩中話して、笑った。 空色のサンドウィッチ・ボックスは、最終地で買ったもの。 久しぶりに戸棚の奥から取り出して、卵サンドを入れた。 光の中で彼女を偲ぶ。 楽しかったね。 春になっても、秋が来ても、いつももう一度会いたいと思う。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »