甘く、酸っぱく、愛しいもの 2019年12月01日 掲載 昔、青山で開いた店は“Apple Tree”という。 バックバー一杯の絵は、ぽつんと大きなりんごの木。 少し背伸びした私の、大人の空間だった。 今、朝食のりんごが私のビタミン。 身の丈の暮らし。 大きな大きなかご一杯のりんごがなくなるころ、 花霞みを連れて春が来るはず。 それまでは、冬の美しさ、気高さを存分に味わおう。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »