たゆみなく 2019年11月01日 掲載 作陶を生きる糧と決めた女性達の器が、棚に並ぶ。 庭ではふさふさと繁ったハコベに守られて、アリッサムや三色スミレが咲く。 野に出た小さな花たちを愛で、手の中に抱いた碗に草の茶をそそぐ。 季節が、日々が、穏やかに巡りますよう。 ハナノキが夕陽の色に染まった。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »