草の中からすくいあげ 2016年06月01日 掲載 ひとりのひとのために、花を束ねてきました。 それはいつも小さいもので、良い匂いがします。 季節の緑の中から、花や草を探します。 溢れるほどの想いではなく、手の中に入るほどの想い。 一杯の清涼な水のように、 ふわりと吹く甘い風のように、届けばと思います。 暮らしの手が見つける贈りものです。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »