瞳のむこうに 2016年03月01日 掲載 日差しが柔らかい。 雪はどこかに行ってしまった。 私も植物になって、窓辺の早春を味わう。 戴いたミモザも、甘く清々しく香る。 願わくは、もう一度、語り合いたい友がいる。 今はまだ叶わない。 その笑顔と言葉を何度も光にあて、愛しむ。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »