美しき今を 2015年09月01日 掲載 焼締めの器に、なみなみと水を張る。 木々の映るみなもに、薄紅色の花を浮かべる。 あなたがもう居ないことに、私はまだ馴れていない。 緩やかに、密やかに、秋の中へ。 切なく愛しいこの秋の中へ。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »