舞い降りて 2012年04月01日 掲載 四月の雨は蕾や幹を清々しく洗う。 優しく激しく、時には風も吹く。 天は春の居場所を整える。 窓辺で丁寧に温め咲かせた花は、若き小さな人への門出の花。 家人の愛した盃に、なみなみと春を一献。 私の胸にも桜咲く。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »