幸 2011年10月01日 掲載 じっくりと森の恵みに火を通す。 炒るほどに香ばしい、秋のクルミ。 クルミの美味しさを知ったのは、ここに暮らし始めた頃のこと。 数あるナッツの中で、秋こそはこの実と思う。 殻はきれいに2つに割って、ピンクッションになる。 ハーバルノート定番の手仕事。 木の葉がひらりと舞えば、私たちは「豊穣の秋」を少しずつ貯える。 やってくる冬が、つつましくも幸せであるように。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »