ひと粒の 2011年04月01日 掲載 小鳥たちの唱う、命の巡る春を失わぬよう、 くりかえし、くりかえし、種を播こうと思う。 ずっと人は薬草という名の草花を、謙虚に慎ましく 育ててきたのだから。 祈りの手は、あらゆる優しいものを生み出してゆくことを信じる。 子供たちの未来の幸を願い守り、私たちの有りようを問いながら。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »