星霜 2011年01月01日 掲載 ある朝のこと。放射状の草の上に、繊細にのる霜を見た。 草の命、樹の命…。長さは違うそれぞれの時間に、 降りそそぐ天と地の光はいつも美しい。 身の丈からはじまり、身の丈にもどってゆく。 いえ、はじめから身の丈ばかり。 この場所に磨きをかけ、さらに愛しむことを はつひの祈りといたしましょう。 小さな扉、今年もどうぞ開けて下さい。 萩尾エリ子 スタッフ一同 二匹の猫 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »