良きこと 2006年12月01日 掲載 信州の小さな林檎は、手のひらに乗る大きさのポマンダーに姿を変えました。 この香り玉は、「邪」を払うお守りといわれ、スタッフからスタッフへと伝えられた手作りのひとつ、美しい魔除けです。 丁字の花の蕾を刺し、粉にした薔薇、肉桂、安息香をまぶし、乾かします。 新しい年に、微笑むことのできるささやかな幸の多きことを願い、丁寧に作ります。 店内にはこの年を締めくくるに相応しい、清く仄かな香りが流れてゆきます。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »