梨の花 2001年05月01日 掲載 苗たちのために雪解け水を貯め、 猫たちが水を飲む瓶に、まだ固い蕾の梨の花を挿しました。 日毎に蕾はふくらんで、いっぱいに開きました。 友人が毎年、「里の庭」から運んでくれます。 その思いと花のさわやかな美しさが重なって、まわりは輝きます。 花ののち、布や糸をうっすらと桃色に染め、土に還すのも例年のことです。 心に浸みる美しい5月の花です。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »